「徒然」カテゴリーアーカイブ

受け入れる

嫌な事も、受け入れる度量が必要! それが、今自分に与えられた試練だから! ・・・・と思おうとしても、辛いときだってある・・・・。

いつもいつも、良い子でいる必要なんてないよ!

そんな事、受け入れたくないんだって事をちゃんと自覚する事が大切かも!

漢字で国名

今日、向きが逆になっていたからという事もあってん、「米B52が防空識別圏を飛行・・・」を「コメ、B52が・・・・」と読んでしまい、へ?という事に。お米が爆撃機と一緒に並ぶ事など無いから、アメリカだと分かるけれど、こういう事って、時々起こる。

「仏教育委員会・・・」なんてあると、これは決して「ぶっきょう」とは読まない。

日本には、カタカナという便利なものがあって、明治のくらいまでは何でも漢字にしてしまっていたのだろうけど、今は外国の言葉はすべてカタカナで書けばOK! が、新聞の見出しとか、短くて分かりやすいタイトルを・・・なんて事になると、米とか仏とかが便利。
国名を漢字で表すのは、今は数カ国になってしまったけれど(すべての国を漢字で書かれても困るけど)、ちょっと調べてみた。

アメリカは、亜米利加。多分、亜はアジアに使われていたから、略した時に「米」にしたんでしょう。(確証はありません)
可愛らしいのがアイルランド。愛蘭土。「ル」はどこいったんだ? って感じですが、可愛らしい。
アラブ首長国連邦は、亜剌比亜首長国連邦。これ、アラビアシュチョウコクレンポウですね。
分かりやすいのが、インドは印度。オランダは阿蘭陀。これだと「アランダ」に読めるけど、よく見る「和蘭陀」だとワランダ。でも、辞書を見ると音読みに「オ」があります。いつ「オ」と読んでるのか教えてほしい。
イタリアも分かりやすい。伊太利亜。
トルコは土耳古。トルクメニスタンは土耳古斯坦。いろんな読み方があるのをいいことに、同じ字でも読み方はいろいろ。
「象牙海岸」なんて、絶対「ぞうげかいがん」と読んでしまう。実はコートジボワールです。
ヤバそうなのが、「諳喀剌」でアンゴラ。「伊拉久」はイラク。使う字は考えないと・・ですね。

夏にビールが美味しそうな「夏麦論」はカメルーン。絶対読めない「塞舌爾」はセーシェル。答えが分かっても読めない「塞舌爾」。
「新西伊蘭土」はニュージーランド。「巴布亜新几内亜」はパプアニューギニア。ニューに「新」を当てているのが可笑しい。

こんな感じで、国名に漢字を当てていた時代の、漢字表記の一部でした。

人称代名詞

ある本を読んでいて、人称代名詞は日本語にはない!といったような事が書かれていた。読んでみると確かに頷ける。
例えば、「I Love You」と言う言葉、日本語にしたら「私はあなたを愛しています」になるけれど、これを言える相手は誰か? 印欧語を使っている人たちは、恋人、夫婦、親子、友人など、ある意味、誰にでもこの言葉が使える。が、日本語だと、Youに対応する人に制限が出てくる。恋人、夫婦は使える。親子も親が子供に言う場合は、子供に対して「あなた」と言ってもおかしくない。でも、子供が親に向かって、「あなた」と言う事はない。例外を除いて。この例外というのは、例えば反抗期の子供が親に向かって言ったりとか・・・・。

「I」は、私。「You」は相手。きっちりと区別がつくのが印欧語。親であろうと、子供であろうと、夫婦であろうと、恋人であろうと、友達であろうと。話をしているのは「私」、聞いているのが「あなた」。
日本語の場合は、人と話をする時に、「あなた」といった言葉をそう言う事はない。相対して話をしているのだから、いちいち「あなたに話していますよ」と言った「You」を言う必要がないしってこともあるけれど、相手の名前を呼んだり、お父さん、お母さんと言ったり、結構特定の人を指す言葉を使うような気がする。

読んだ本は、鈴木孝夫著「日本語教のすすめ」。理解度不足でとんちんかんな事を書いていたら、ホント失礼しました。ですが、言葉の使い方からも日本人がどんな特徴をもっているのかが分かって、面白いなと思いました。それに、外国語も、普段の生活で外国人と接する必要がないので、古語を学習するのと同じような感覚で英語を学んでいるという指摘もなるほど!ですね〜。

日本は、よくも悪くも、四方を海に囲まれ、決して泳いで渡れるような海ではないから、こういう日本になったのだと、よく分かります☆

no thanks

時々使う言葉なのに、ふと意味が分からなくなる言葉に「結構です」がある。

マクドナルドへ行ってハンバーガーを頼んだら、「フライドポテトはいかがですか?」と聞かれる。この時の「結構です」の答えは、「いらない」の意味。英語にすると「No thank you」。そうそう、「結構です」と答えて、「結構ですか?」と言われた時は、ちょっと驚き。この場合は、「かしっこまりました」とか「よろしいですか?」だろ。

「荷物はこちらにおいてもいいですか?」と聞かれて「結構です」と答えた時は、「それでいいよ」の意味。英語だと「No problem」。

同じ言葉なのに、肯定と否定が損じする言葉って、外国にあるんでしょうか? 多分、紛らわしすぎてないでしょうね。

で、「結構です」ですが、言われた時に肯定なのか否定なのかの区別をする場合、ちょっと面倒ですが、「結構です」の前に「いいえ」を付けてみる。文章が通れば、否定。通らなければ肯定。

「ここに座っていいですか?」「結構です」

「コーヒーはいかがですか?」「結構です」

もともと「結構です」に否定の意味はなく、「とてもすばらしい」「十分」だから、それ以上は「必要ない」「いらない」という肯定の裏返しとして否定の意味になるようです。

とは言え、「結構です」に「いいえ」を付けて考えていると、微妙なニュアンスになる場合もあったりして。とりあえず、否定なのか肯定なのかに迷ったら、申し訳ないけど確認するのが一番安全だと思われます☆

漢字で遊ぶ

漢字って難しい。
と言っても、つくりに魚偏があれば魚の名前だと分かるし、鳥が来ても鳥の名前だと分かります。クサカンムリが漢字のうえにあれば、草木に関係した漢字だと分かるし、下にレンガがあれば火に関係した漢字だと分かります。

難しいと言いつつ、日本人は漢字が好きです。

calligramme

海外には文字を美しく見せるカリグラフィーがあります。カリグラフィーは西洋の書道と言われていますが、日本と比べると実用的で文字の装飾といったイメージが強い気がします。文章を一枚の用紙にたくさん書きつつ、読みやすくと言った事がカリグラフィーの起源なのだと思われます。

日本の場合は、文字のみに特化した芸術と言えると思います。子供の頃に書道を習う事も多いですし、授業にもありますから、日本人なら必ず書道の経験はあります。

勿論、書道の起源は中国です。

中国からもたらされた漢字には、音読みと訓読みがあります。これが、漢字は難しいと感じる原因でもありますが、日本人は音読みと訓読みも楽しんでいます。特に名前で顕著です。将大をマサヒロと読んだり、ショウタと読んだり。
同じ名前でも、漢字によって意味が変わってくるので、どの字を選ぶかは、親が子供に名前を付ける時に大いに悩む所です。 例えば、「ユウタ」という名前がありますが、漢字変換すると雄太、優太、勇太、悠太、佑太・・・・と出てきます。さらにですが、名前の場合は、読み方の音と漢字の意味が気に入らない場合は、当て字なるものも登場します。ちょっと唖然とする場合もあるので、一度こちらをどうぞ【一風変わった名前】

漢字の持つ意味で、雰囲気はかなり変わります。私はEXILEファンです。だからどうという事ではないですが、ちょっと名前を借りてみます。
EXILEを平仮名にすると「えぐざいる」。これを一文字だけ変えて見ます。その時のイメージ!
え具ざいる・・・・・ご飯のおかず
絵ぐざいる・・・・・絵を描く時のインクとか絵の具とか筆とか
えぐ座いる・・・・・ソファとか椅子、マッサージチェア
えぐざ居る・・・・・冬だとほっこりとこたつ
えぐざい留・・・・・紙とかを壁に貼るための押しピン

漢字! いろいろと遊べます!

日本語と漢字

例えば英語、ドイツ語やフランス語もそうですが、同じような意味を持つ同音異義語は基本存在しないそうです。音で聞き取る言葉なので、同じ発音で違う意味の言葉があるとどちらの意味なのかが分からないからです。

日本語はといえば、同音異義語は沢山。「とる」という言葉を入力したら、撮る、取る、摂る、採る、獲る、執る、録る…こんな風に出てきます。どの「とる」なのかは、文脈で判断をしたりしますが、どの漢字なのかを聞けば、納得です。
さらに、あまり聞き覚えのない単語を言われた時は、やはりどんな漢字を書くのかを聞く人が殆どではないでしょうか?

シュレッダーという言葉は、知らないと何なのかが分からないけれど、粉砕機或いは破砕機と書いてあれば、例え読み方が分からなくても、粉々に砕く機械だと分かります。
日本語の場合、「粉々に砕く機械」から字をとって、「粉砕機」と書きます。そうなると、面白いことに読み方は音読みとなり「フンサイキ/ハサイキ」と読みます。
音読みが、中国語の日本語に訛った読み方。訓読みが、もともとの日本語です。

日本人の凄いところは、この音読みと訓読みを適度に使い分け、文字からその意味をイメージしてしまうこと。人が言葉として発している音を、目で見ているようにイメージするのは、日本語以外では考えられないのではないかと思います。
英語を話す人が、シュレッダー(shredder)が何かを知らず、アルファベットで書かれた文字を見たとしても、シュレッダーがどういうものかイメージすら出来ません。でも、だから、彼らには同音異義語がないとも言えます。子音や母音が多いため、同音異義語を作る必要が無かった訳ですが、日本語の場合は、子音や母音が少なく、同音異義語を作って区別するしかなかったんでしょうね。
だから、中国から漢字が入ってくる事で、人との伝達がやり易くなったに違いない…と思うと、漢字以前の日本語は、随分と使い辛く、どのように使っていたのか、とても不思議に思います。五十音を考えた時に(詳しくは「埋まらない五十音」をどうぞ)、今は消えてしまった子音があるみたいなので、今よりかは同音異義語の区別はついたかもしれませんが。

何はともあれ、中国には、漢字を発明してくれて感謝!ですね。

いつまで使い続けられるか?

日本語には、文字として漢字・平仮名・片仮名の三種類があります。もう少し付け加えると、数字があったり、アルファベットも使うようになってきました。

世界を見渡した時、こんなに文字を持つ民族ってありません。子音も母音も少ない日本語としては、漢字が入ってきてくれたお陰で、書いた時に読みやすくなったかもしれません。が、漢字を覚えるのは大変。良く似ている漢字はたくさんあるし、読めても書けない漢字もたくさん。パソコンなんてものが普及してからは、ホント読めても書けません。
この複雑な文字を持つ日本人の識字率は100%。これって驚異的!

通常、簡略化されていくのが普通なのに、日本語って時代と共に複雑になっているような気がします。今だと、漢字、平仮名、片仮名のほかにアルファベットも覚えないと行けないし、アルファベットで日本語が書かれているだけなのか、英語が使われているのかを判断しないといけないし。年配の人でも日本語英語を使うし、若者の造語も時代によって覚えないといけないし、今の言葉は若者言葉なのか日本語英語なのか・・・・って考える時ってあります。私は。(*^_^*)

死語と呼ばれる言葉がありますが、日本語が複雑になってくると使われなくなる言葉=死語増えるんでしょうね。
どの時代でも、その時代の若者たちが創り出した言葉が流行って、定着したり消えていったりを繰り返し、新しい言葉が生まれます。ラ抜き言葉もその一つでしょう。

今回は文字の話ですが、日本語の場合、同音異義語が多いので、漢字はなくてはならないもの。平仮名ですべてを書かれると、何が何だかさっぱり分かりませんし。片仮名ばかりで書かれると、読む気もなくなります。となると、まだまだ漢字に平仮名、片仮名を使い続けることになります。

ただ、スマホやパソコンで出てこない漢字は間違いなく、消えていきますね。

諦めない・・・・?

マイナスな発言をするのは良くない。否定する言葉を使わずに、肯定的な言葉を使うべき! と教えてくれた人がいる。

できなかったらどうしよう・・・・。ではなくて、「大丈夫!出来る!」と言えばいいみたいな。成功哲学で言われる事ですが。
今日、諦め気分になった時、ダメダメ! 諦めないよ! なんて自分い言い聞かせたりしたのですが、ふと否定的な言葉は使わずに・・という教えを思い出し・・「諦めない」って言葉って、否定的? でも「諦める」は良くない。「〜ない」という言い方はしない方がいいのなら、この場合、どうすればいいの? という事に結構はまってました。意味も無く。

諦める必要は無かったので、結果オーライですが、やはり考えてしまう。言葉って難しい☆

公用語から考えた。

以前、日本語は単純で合理的な言葉だと聞いた事があり、具体的にどういうことなのかな。。。。と、まずウィキで「日本語」を調べてみた。

面白かったのが、「公用語」のくだり。フランスだと公用語はフランス語。フランス語を公用語と定めている国は、カナダやモナコ、スイス。また植民地だった事あり、アフリカでも公用語となっている国があるので、全部で29カ国で公用語として定められてます。
アメリカでは、国で公用語として決められた言葉はないけれど、30州で英語を公用語として定めています。

で、日本。公用語って決めてないんですね。決める必要もないですけど。日本人は、日本語でしか会話してませんもんね。日本語を教えなくちゃいけいない! とか、日本語が自分たちの言葉なんだ! なんて意識もせず、生まれたら周りは日本語を話しているので、日本語だけ覚えて育ちますし。アメリカだと、英語を公用語にしてほしいという希望があったり、どの言葉を公用語にするかは選挙の争点になる事もあるようですが、日本語を公用語にしよう!なんて運動もありません。

japan

やはり、ここは日本。海に囲まれているという、これは利点なのか弊害なのか。国を越えるには、広い海を渡らなければならず。イギリスも島国だからなんて良く言われるけど、泳いで渡れると言われる(実際にはしない方がいいと思います)ドーバー海峡は、日本には存在せず。時々、不法移民と呼ばれる人たちが船で日本に辿り着くけれど、メキシコからアメリカに入る以上に命懸け。

日本は決して単一民族ではないわけで、いろんな人種が昔から日本に入ってきているし、中国語や韓国語なんかが入ってきた時代もあったけれど、お隣さんのように簡単に行き来が出来るわけではないから、いつの間にかその当時の外来語は日本語に吸収され、今の日本語を作ってきたんでしょう。

今も、日本語英語なる言葉が存在してます。英語だけじゃなく、いろんな言葉が日本語化されてますが、そう言うのを見ていると、日本語しか話せない日本人がインド・ヨーロッパ語族の言葉を話す事は上手には出来きず、あまり融通が利かないけれど、日本語自体はかなり柔軟な言葉なのではないかと思った「公用語」のくだりでした。

埋まらない五十音

韓国語を少しだけかじった事があります。たまたま韓国から来ていた人と知り合いになり、少し読み方を教わっただけですが。
その時に本に書かれていて驚いた事。
まず「ん」なのですが、「あんみつ」「案内」「案外」の三つの言葉。2文字目を平仮名で書くとどれも「ん」になる訳ですが、実際の発音は・・・と言うと、「あんみつ」の場合は「m」で、「あんない」の場合は「n」、「あんがい」になると「ŋ」になっています。日本人はほとんど意識せずに、同じ文字で言い分けているって事ですよね。

また別の時に、『サ行に含まれている「し」』という表現を見ました。サの口を意識して、サ行を言ってみると確かにサの次は、スィに近い発音になります。

五十音表

同じような感じで五十音を順番にやってみました。タ行は、「タ、ティ、トゥ、テ、ト」と「ツァ、ツィ、ツ、ツェ、ツォ」「チャ、チィ、チュ、チェ、チョ」の混合のように思えます。「ち」は「チィ」が一番近いと感じるし。
「ふ」もきっとファ行の名残。

韓国語には母音に、「ja、jc、jo、ju」の発音があります。アルファベットにすると「ya、yeo、yo、yu」ですが、日本語のヤ行やキャ行、シャ行、チャ行、ヒャ行などを考えると、全部文字が入りそう。
今では、外来語のために書かれる「ウィ、ウェ」などいろいろありますが、案外昔は日本人が発音していたような音かもしれません。

歴史的に、それほど昔ではない明治時代、すべての枡が埋まっている五十音表があります。
ウィキペディア -ひらがな-ウィキペディア -カタカナ-で確認出来ます。

たった200年ほどの間に、いくつかの文字は消え、その読み方もはっきりと分からなくなるいうのも、面白い現象ですね