阿吽の呼吸

良く息のあった人たちのことを「阿吽の呼吸で・・・」なんて言い表すけど、そういうものがそれぞれ仕事をしているだけの場合でも必要なんだな・・・と痛感しました。

 

この「阿吽の呼吸」は、吐く息と吸う息のこと。サンスクリット語では「阿」が12母音の最初の音で、「吽」が最後の母音らしいけど、そういう意味では、日本の五十音の最初は「あ」最後が「(う)ん」。
サンスクリット語が古代語でアジアで広く使われていたらしいから、日本も勿論影響を受けたでしょうね・・・。

 

最初と最後の音なので、宇宙の始まりと終わりを表すらしいですが、生と死を表していると聞いたことがあります。
まぁ、広い意味で同じような意味なのかな? とは思いますが。

 

そこから、対のモノを表すようになり、狛犬や金剛力士像などに使われるようになり、転じて二人の人が呼吸を合わせるように行動している様子を表すようになったようです。

 

a-hum

 

で、今回ですが、普段は一人で仕事をしていますが、時々二人になります。組み合わせは色々で、毎回別の人の場合もあれば、同じ人とする場合もあります。
この三連休を新人さんと仕事をすることになり、特に何も思わずに最初は仕事をしていたのですが、途中からお互いの呼吸がかみ合わないことにイライラしてしまいました。

 

今までは、それぞれがそれぞれの仕事をきっちりすればいいや。。。と思い、そんな感じで仕事をしてましたけど、今回のことがあって、なんとなくですが、息が合ってくれば割と楽しく仕事ができるのではないのかなぁと、ちょっと楽しみに感じたのですが、そんな風に思うのは初めてなので、今後が楽しみになりました。

 

したことのない経験って、前向きなものであれば、幾つにになってもいいものだと感じました。

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