「やまとうたは ひとのこころをたねとして よろずのことのはとぞなりける」
「大和歌は、人の心を種として、万の言の葉とぞなりける」
これは、古今和歌集仮名序の冒頭分で、
「世の中すべての事象を歌っている。ただ言うだけで天地を動かしたり、目に見えない鬼神も哀れだなぁと思わせたり、男女の仲を和らげたり、勇ましい武士の心を慰めるのは歌なんだよ」
なんて事が書かれています。
この「万の言の葉とぞなりける」の部分から、言葉と言う字が残ったようですね。
それまでは、「言羽」なんて字も使われていたり、「詞」でことばと読んだり。
「言羽」と言う字には、ちょっとそそられます。
自分の言ったことが、ふわふわと羽が生えたように漂って、思う人の心に届きますように。。。。。
なんて意味が込められていたんでしょうか?
こちらの方が、このサイトの趣旨に合っているように思います。