no thanks

時々使う言葉なのに、ふと意味が分からなくなる言葉に「結構です」がある。

マクドナルドへ行ってハンバーガーを頼んだら、「フライドポテトはいかがですか?」と聞かれる。この時の「結構です」の答えは、「いらない」の意味。英語にすると「No thank you」。そうそう、「結構です」と答えて、「結構ですか?」と言われた時は、ちょっと驚き。この場合は、「かしっこまりました」とか「よろしいですか?」だろ。

「荷物はこちらにおいてもいいですか?」と聞かれて「結構です」と答えた時は、「それでいいよ」の意味。英語だと「No problem」。

同じ言葉なのに、肯定と否定が損じする言葉って、外国にあるんでしょうか? 多分、紛らわしすぎてないでしょうね。

で、「結構です」ですが、言われた時に肯定なのか否定なのかの区別をする場合、ちょっと面倒ですが、「結構です」の前に「いいえ」を付けてみる。文章が通れば、否定。通らなければ肯定。

「ここに座っていいですか?」「結構です」

「コーヒーはいかがですか?」「結構です」

もともと「結構です」に否定の意味はなく、「とてもすばらしい」「十分」だから、それ以上は「必要ない」「いらない」という肯定の裏返しとして否定の意味になるようです。

とは言え、「結構です」に「いいえ」を付けて考えていると、微妙なニュアンスになる場合もあったりして。とりあえず、否定なのか肯定なのかに迷ったら、申し訳ないけど確認するのが一番安全だと思われます☆

よろしければ、一言どうぞ