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勘違いのネアンデルタール人

「はじめてのことば」で、ネアンデルタール人の咽喉の構造がホモサピエンスと違ったために滅んでしまった・・・みたいな事を書いたのですが、この説は既に古かったんですね。。。。。。ホモサピエンスと同じくらいに話す能力は持っていた!と言うのが、最近の通説らしいです。さらに人類の祖先と異種交配していたとも考えられているそうです。

約6万年前、アフリカを出た人類の祖先は、すでにヨーロッパにいたネアンデルタール人と出会い、交配したというとなのですが、現在ではネアンデルタール人は絶滅したことになっています。素人考えですが、融合したってことはないんでしょうかね?
それと思うんですが、人類の祖先とネアンデルタール人が出会った時、種が違うなんて思ったり・・・きっとしないでしょうね?

少し前までは、ネアンデルタール人と言えば、野蛮で粗野なイメージでしたけど、今では、ホモサピエンスを殆ど変わらない種だったようだと考えられています。
一時期はホモサピエンスと共に生きたネアンデルタール人は、いったいなぜ滅んでしまったのでしょう?

共に生きていたのであれば、生き残るための知恵も共有していたと思うのですが。
歴史の中で生き残るということは、現代の私たちが思うほど簡単な事では無かったのでしょう。

サイトのテーマとはかなり違った内容ですが、喉の構造が違ったことが原因で絶滅してしまったと思っていたネアンデルタール人が、人類とそう変わらない生き方をしていたと知って、訂正の意味も込めて書いてみました。
彼らの信じていた宗教や死生観、人との交流なんかが理解できればいいな・・・・なんて、今では思っています。

感謝することしか出来ない時

自分にとっては、結構笑えるミスでも、相手にとっては笑えないミスがある。

お客様に、自分のミスと会社の都合でご足労をおかけすることになったら、これ以上のミスってないのではないかと思うくらいに落ち込む。で、落ち込んでばかりではなくて、お客様に説明もしないといけないし、納得もしてもらわければならない。

自分のミスを自分でどうにか出来るのなら笑っていてもいいけど、自分だけではどうしようもない時、同僚も巻き込むし、やってはいけないお客様まで巻き込んでしまう。怒鳴りつけられても文句も言えない状況なのに、私を見つけると微笑んでくださったその方には、感謝することしかできないのだと、痛感する。

「今」に感謝

とかく女はよく喋る!

女子会をすると、帰り際、いつも思う。
いったい、いつまで話せるのかと言うほど、話しだすと止まらない。今日は、このブログを書いているせいか、ふと思った。言葉がまだそんなに発達していない頃、女性はこういうとりとめのない話をどうやってしたのかな? と言うより、言葉が発達していないから出来ない・・・となると?????

現代に生きている人間としては、言葉が少ない時代の事を考えるのは不可能に近い。思考をどう表現したのか? なんて考えると、フリーズしてしまう。
理解出来ないことなので、とりあえず、言葉の発達した「今」生まれてきて、ふんだんに人と話せる事を感謝しよう!

落ち込んだら・・・・

落ち込んだら、なるべく相手にマイナスな部分が伝わらないようにしながら(絶対伝わるけど)、それとなくアドバイスを求める。
伝える相手に選ぶ人も大切。
出来れば、その相手には、決して人の悪口を言わない人を選ぶべし!
なぜなら、人の悪口を言っているのを聞いた事のある人だった場合、あなたの悪口も別の人に言っている。そんな人に相談しても、まともな返事は返ってこない。

習慣

とりとめもなく言葉が書きたくなったら、とりあえず、心の中に閉じこもってみる。
言葉となる映像や画像が浮かんでくるかどうか。
HDDの中を探しまくるような感じでしょうか?
何も出てこなければ、別のフォルダの中を探しまくる!

次から次へと繰り返し、心に響くシーンを見つけたら、言葉が溢れるまでまってみる。

もう、長い間繰り返してきた、これが習慣。
目の前に流れる映像や画像は、自由自在に色んな角度から見ることができるし、何度もリピートできる便利な機能付き。
数枚の写真を使うこともあれば、1枚の時もある。長い映像だと、小説になったりして。

子供の頃は、毎日ノートを広げ、心に浮かんだ言葉をひたすら書いていたように思う。
だから、読み返すとある時期には同じような内容ばかりということも。

ただ、特殊な才能を持っている訳ではないから、こういうことが積み重なって、1冊だけど本になったり、こんな風なサイトを作ってみようと思えたのだと思う。

習慣というか、続けるって、何かの結果を残すことの出来ることなんでしょうね!

言葉と宗教

この間、インドヨーロッパ語族のことについて読んでいたら、ちょっと目からウロコ!

インドヨーロッパ語族の分布。現在の殆どがインドヨーロッパ語族に属するわけですが、世界の三大宗教と言えば、キリスト教、ヒンズー教、仏教。これらは、インドヨーロッパ語族が発祥の宗教。
戦いで領土を広げると、当然宗教も戦勝国の宗教となり、同時に言葉も拡がったことは容易に考えられます。が、ちょっと検証。

インドヨーロッパ語が生まれたのは、早くても8000年くらい前のようで、キリスト教が生まれたのは2000年前。ローマ帝国が生まれた時期と同じ頃。それまではローマ神話の神々に祈りを捧げていたローマ帝国にキリスト教が浸透。ローマ帝国ではいくつかの宗教が公認されていたようで、キリスト教も公認となり、さらに帝国内にキリスト教が広まったと思われます。

古代エジプトの一番古い文献が紀元前3600年頃だということなので、今から5600年くらい前になります。古代エジプトで使われていた言葉はアフロアジア語族に属する言葉。当時は中東からアフリカ大陸で使われていた言葉ですが、現代の分布を見ると、アフリカの多くの国でインドヨーロッパ語族が公用語として使われています。
アフリカ大陸では、インドヨーロッパ語族とアフロアジア語族の領土的戦いというより、権益の問題により・・・というのが原因でしょう。もちろん宗教も浸透していきます。

アラビア語もアフロアジア語族に属する言葉ですが、キリスト教の後に生まれたイスラム教を信仰しています。ローマ帝国との攻防などが原因でしょうか? 同じユダヤ教から生まれた宗教ですが、争いの絶えない宗教となってしまいました。

アフロアジア語族には、アッシリア語、アッカド語、ヘブライ語などがあります。アッカドでは楔形文字を利用していましたが、インドヨーロッパ語族のヒッタイトでも楔形文字が使われていました。すごく簡単に言うと、日本と中国の関係みたいなものでしょうか? 日本で漢字は使うけど、言葉は違う・・・みたいな。
仏教は漢字と共に入ってきたのでしょう。キリスト教も後に入って来ますが、日本人にはあまりにも馴染みがなさすぎたのか、かなり中途半端な入り方。日本にも勿論キリスト教信者はいらっしゃいますが、宗教をばかにしてるのか?という感じの日本人の良いとこ取りは笑えます。

宗教の話でいくと、日本は多神教。八百万の神々ですから。多神教と言う事なら、ギリシャやローマも多神教。どういう流れかは知りませんが、古事記を読むと、オルフェウスとエウリディケとそっくりな話が出てきたりします。シルクロードを通って日本の神話に組み入れられてのかな?なんて適当に思ってますが、こういうのを調べるのも面白そうです。

宗教が違うと相入れないのか、言葉が奪われると宗教も消滅して行くことが多いように思います。今、複雑な立場にいるのが、アメリカ大陸やオーストラリアの先住民の人たち、さらに身近な所では北に追いやられたアイヌの人たちではないかと思われます。彼らの言葉は失われようとしていますから。

言葉と宗教なんて大それたタイトルで、調べれば調べるほどおもしろく、また別の機会にゆっくり調べたいと思った次第です。

ことばのイメージ

外国語を聞くと、日本語とは勿論発音とか全然違うから、意味もわからないので、なんとなく雰囲気で何語だと判断します。あ、私の場合は。
で、言葉のイメージそれぞれ。

英語・・・・・合図
フランス語・・・・・鼻から息が抜ける
ドイツ語・・・・・・濁音付きフランス語
ロシア語・・・・・・ドイツ語のローカルバージョン
イタリア語・・・・・語尾伸びすぎ言語

こんな感じ。
英語は、学生の頃に習った影響だと思われます。
行く、行け、行こうが三つとも「go」だし、泣くなも泣かないでも「don’t cry」だなんて・・・と思っていたので。

フランス語は、ラテン語の継承者みたいに思っているので、時代を感じさせる古き良き言葉なんてことも思っていたりします。
これらの言葉はインドヨーロッパ語族ですが、その中でもロシア語以外は、ケトゥム語群に属しています。ドイツ語と英語がその中でもゲルマン語派。ここでフランス語とドイツ語は分かれるんですね。英語もドイツ語も知っている人に言わせれば、似ているのだそう。わたしには前述の通り、濁音付きフランス語にしか聞こえませんが。
鼻から息が抜けるような話し方って、きっと気候とも関係してくるんでしょうね。音を響かせる場所が、フランス人は鼻とか目と目の間。英語は喉。日本語は胸、と聞いたことがあったと思います。フランス、ドイツ、ロシアなんていうと寒い地域なので、冷たい空気がハイの中に入らないように・・・・・みたいな感じだったのかもしれないですね。

アジアの言葉は、あんまりなじみがないので分かりませんが、こちらはどちらかと言えば、鼻にかかるような発声に聞こえます。

それぞれの地域で言葉が発達していく過程で、発音や発声が独特なモノになって行ったのかと思うと、面白い。
英語圏でない人たちが話す英語って、母国語に似てますもんね。
いつも話している日本語は、世界の人から聞くと、どんな風に聞こえているのでしょうか?

書き言葉と話し言葉

書き言葉と話し言葉が違うのは仕方ないかな・・・とは思うのですが、これはどうなの?と思うのが、国会の法案とか、憲法とか。
昨日もニュースで、秘密保護法だかのニュースをやっていたけど、その法案の意味が分かりづらいから、説明してもらいましょうと、文章の説明が始まった。
確かに分かりづらい。

こういうのって、その時代に合わせて書くってしないんですかね?
日本人が読んで分からない文章なら、せっかく書いて残しても意味がないし。大人が子供に説明出来ない文章っていうのもおかしいし。
話し言葉が時代とともに変わるように、書き言葉ももう少し早いスピードで一般日本人につい来てもらえないでしょうか?

言葉って難しい

ある日、量販店での会話。
お客さん「DVDってどこ?」
店員さん「DVD・・・・・何に使われますか?」
お客さん「えー、DVDって言うんじゃないの?」

会話になっていない所が可笑しい☆
まあ、USBはどこ?って聞かれたら、USBメモリかな?って思うけど、DVDどこ?って聞かれても、ちょっと困るかも。
録画とかデータ保存する空のDVDなのか、映画とかが見られる既に記録されたDVDなのか。
TSUTAYAなんかだとどちらも置いてあるけど、家電量販店だと映画とかのDVDを置いているところの方が少ないだろうし。
で、結局、その人が何を探していたのかと言えば、ポータブルDVD。

「見るやつ」なんて、お客さんは言ってたけど、DVDプレーヤーもDVDレコーダーも、DVDドライヴも可能性あるし。
店員さんがいろいろ聞いて、ようやくお客さんが「小さいテレビついてて・・・」と言ったところで一件落着。
家では多分、「DVDのやつ、見てくる」なんて会話して出てきたんだろうな、なんて思うと面白い。
言葉不足、説明不足、認識不足の重なった出来事でした。