雨、あめ、天、飴、編め・・・・
日本語は同音異義語が多いので、こういう事になりますが、恐らく天と雨は、もともと同じような意味から生まれた言葉ではないかと・・・。
元が同じで、年月を得て、天と雨に分かれた・・・みたいな。
と言うのは、農耕民族の日本人は、太陽の恵みは勿論必要だけれどい、雨の恵みもとても大事。
農耕民族でなくても、生きていく上でも水は大切ですけど。
雨乞の儀式なんてあるくらいだし。
「天水」という言葉があって、文字通り天の水で、イコール雨の事ですよね。
テンスイと読めば、これは音読み。でも訓読みだと、アマミズ。あるいはアメミズ。
「天」というのは、かなり抽象的な言葉。空とは違うし、どちらかというと空よりも上って感じ?
さらに、「神様のいる場所」と思っていたりする。これは、どうでしょう? 日本の神様は天から降りて来たらしいから、間違ってはいないけど、若干、現代の日本人が感じている「天」は、キリスト教の影響が大きいのかもしれない。
因に、「飴」に関しては、「甘い」から生まれた言葉のよう。