驚いたことに「爽やか」は、俳句の世界では秋を表す季語。
てっきり、春先とか、緑が多くなって気候のいい頃の季節を現すのに使うのだと思ってました。
と言っても、俳句の世界では・・・ということなので、別に、俳句に関係ない私としては、好きな時に使えばよい!
と言う事になります。
「爽やかな人」って言うと、明るくて、にこやか。話し方もさっぱりしている人って感じでしょうか?
決して秋を感じる人では無いですね。
秋っぽいというと、もの憂げだったり、暗い感じだったり。
季節で言うと、やはり春でしょう。
この「爽やか」という字ですが、「大」に「メ」か「×」が左右に二つずつ。「メ」か「×」は、いろいろ諸説あるようですが、
①左右にきっちり分かれている状態で、そこから「割り切れる」とか「さっぱりしている」。そして「爽やか」。
②「袂の長い衣を着て舞っている姿」から、「美しい」で、「爽やか」。
③「メ」か「×」が四つは、囱(高窓)を省略した形。窓には、「あきらか」という意味があるようで、「人」と一緒になって「爽やか」。
ちょっと驚いたのが、「囱」には、傷つくという意味や、違反すると言う意味があるようで、「爽約」と書いて、意味は約束に背く事です。
「爽やか」なんて字を使いながら、そんな意味の言葉があるなんて、ホント驚きです。