不完全な完璧さ。

不完全なとは、勿論完全ではないという意味。完璧は、不完全な部分が一切ないこと。
だから、実際あり得ない言葉。
でも、この言葉。なぜか納得できる言葉でもある。

どこかいびつで、正確さが感じられない。けれど安心出来る時がある。

決して完璧ではないのに見ていると、或いは一緒にいると、安心出来て離れたくない心地よさを感じる時がある。

それは、人であったり、造形物であったり、自然界の中に存在する事象・事物だったりする。

言葉自体にも、なぜか安心感を感じる。

「今日が終われば、また明日じゃん！」

これ、名言！

と思います。
なかなか成果の上がらない一日を過ごした時に知り合いが言ってくれたのですけど。
その日の成果が、チャラになるわけではないんですけど、ちょっとうるっと来ました。

良く似た言葉はどこにでもありますが、辛い時の、知り合いからの一言は、心にしみますね。

今日、初めてお会いした方ですが、いろいろ話をしました。
７０代の方で、「話をするのが大好きな男」と自分で言われましたけど、それは本当でした・・・。
なかなか止まらなかったもんね・・・。

ずっと、人に使われるなんて考えられず、ずっと自営の仕事をしてきて、人がどういう事を考えているのかを考えるのが好きだから、先回りして準備しておけば命令されずにすむ。この部分は、長けていたと思うけど・・・と。

ただね、
今はがん治療をしておられるようで、抗がん剤を打っているのだとか。

「でも、ずっと精一杯生きてきたからね、後悔がないから、もういいと思うけど、まだそれでも元気だからね。
人と接したり、世の中の事を考えると、飽きないし退屈しない。
世の中って、ホント面白いよ。」

私もね、振り返った時に、毎日頑張って精一杯生きたから、後悔なんてないな・・・
って言って人生終わりたいですね☆

その方ですが、またお会いしましょうね・・・と約束したので、まだまだ元気でいて頂かないと困ります。