記憶の底

白く波立つ水の中
何をこも海に沈めようか?

夢?

それとも嫌な思い出?

あぶくの湧き立つその向こう
ずいぶん遠くに太陽の光
・・・・・こんな所まで来ちゃったのか?
捨て去るもなど 何もにような・・・

でも、大切な何かを忘れている気がする

この胸に抱きしめて
愛しくて 涙を流したような

海に沈んで行くのは・・・
未来?
手に入れるはずの?

誰かが傍にいたような
でも それが誰なのか?

悪いね 良く思い出せない

ただ分かるのは
時間がない
その事だけだろうか?

ああ、だけど・・・・
ただ 愛しているよと
誰か、伝えてよ
ただ 幸福だと
こんなにも

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