かがやき

暗く もの寂しげな部屋から
つかみどころのない空が まぶしくひかる
輝きすぎて 目を 少しふせる
まぶしげな色が からだをもちあげ
ふせかけた目の前に 空の色がせまる
輝きの雨が からだをてらし
白い雲が 心だけもって 空の上へ運んでいく

青い屋根がひかり 部屋の窓が小さくなっていく
道を通る車も 汗をかきながらこぐ自転車も
いつのまにか 砂粒のように変わっていく

高く 高く
 
あの空よりも高く
ただ 高くいけばそれだけでいいような
それだけで しあわせな感じがして

よろしければ、一言どうぞ